こんにちは。
皆さんは普段Excelを使用することがありますか?
Excelを使用する上で非常に便利なツールである関数。
今日は関数の中でも基本的な関数の一つであるVLOOKUP関数について説明していきたいと思います。
⚫︎VLOOKUP関数とは?
VLOOKUP関数は表から特定の値を基に対応するデータを取り出す関数です。
例えば下記のような表がある場合、品名を基に値段を取り出すことができます。
⚫︎実際の使用例
VLOOKUP関数の基本的な構成は次のとおりです。
=VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索方法)
検索値・・・取り出したいデータの基となる値です。
範囲・・・検索に使用する表の範囲を指定します。
ここで指定する範囲内に検索値と取り出す値が示されている必要があります。
列番号・・・範囲で指定した表の左から何列目に取り出したい値が入力されているかを指定します。
検索方法・・・0(近似値)、1(完全一致) ※省略した場合0になります。
下記図のF4セルでVLOOKUP関数を使用されており、E5セルに入力された値(スマホ)を基に値段(¥180000)を取り出しています。
E4セルに入力する値で、返される値が(値段)が変化します。
=VLOOKUP(E4,B4:C9,2)
検索値・・・E4
範囲・・・B4:C9
列番号・・・2
⚫︎VLOOKUP関数の注意点
覚えてしまえば非常に使用機会の多いVLOOKUP関数ですが、いくつか注意点があります。
・検索値の左側を参照することができない。
先程使用した表でいうところの値段を基に品名を取り出すといった使い方ができません。
使用する表構成には注意が必要です。
・上から下に向かって検索される。
例えば、下記のように¥200000のPCと¥150000のPCがある場合、取り出される値は上段にある¥200000のPCです。
条件が重複する場合は上段のデータが優先されて取り出されますのでこちらも注意が必要です。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。